【議会報告】美原新拠点の黒山東西の開発プロジェクトに伴う渋滞対策について

Q. 渋滞緩和のため都市計画プログラムにおける本市東部の 幹線道路ネットワークを形成する重要な路線、大阪河内長野線八尾富田林線、向陵多治井線の未整備全区間の位置付けを『最優先整備路線』とし、早期の事業化が必要であると思われる。美原区では、黒山地区開発の影響による交通渋滞が予想され、美原区域内を南北に貫く国道309号や周辺道路の交通渋滞が懸念され、交通の利便性に関して、区民の関心が非常に高いことは言うまでもない。国道 309 号の渋滞について、市としての認識と、その渋滞対策を示されたい。

国道309号は4車線で既に整備済となっているが交通量が多く、特に朝夕の通勤時間帯については渋滞が発生していることは認識している。本市の渋滞対策としては、ボトルネック交差点の渋滞解消が有効であると考えており、具体的には、これまでに舟渡北交差点や下黒山交差点における左折や右折の専用レーンの増設などを行った。
また、抜本的な対策については、現在国道 309 号と並行する都市計画道路大阪河内長野線の整備を進めることが有効であると考えている。大阪河内長野線の整備状況としては、計画延長約 5.6kmのうち、令和2年9月に南余部・北野田地区で供用を開始した区間を含め、約 1.4km が整備済みであり、現在、八下地区と北野田地区の2地区約 0.9km について事業を進めている。今後も引続き、本市東部の幹線道路ネットワーク形成や環状軸の形成に向け、事業を推進させていく。

Q. 大手不動産会社によって、令和4年度冬の商業施設開業を目指して開発工事が進められているということであるが、大手不動産会社が行った交通量調査では、国道309号の交通量が一番多い休日の南行きで、1日当たり14200台。黒山西、東地区の大型商業施設の開業に伴い、予想される来店台数7300台の増加数を加えても1日の計画交通量は21500台という数字は、慢性的な停滞は発生しない交通量であると開発事業者は考えているようである。地域住民の認識としては、国道309号は、現状においても渋滞が頻発している上に、松原市域でも、国道309号沿いの美原区に近いところに大型商業施設の建設が進められており、舟渡南交差点付近には、大型家具量販店の出店も予定していると聞いている。それゆえ、今後益々の沿道の開発が進み、道路が処理出来る交通量は限界を超えていると思われる。国道309号では日常的に渋滞しているが、黒山地区の東西の大規模開発が完成した場合の交通対策はどう考えているのか示されたい。


黒山地区では、複合商業施設などが開業することにより、多くの人々が訪れるものと考えている。安全かつ円滑に人々が訪れることができるよう、事業者の交通処理計画をもとに、交通管理者等と詳細な協議を行い交差点改良などの対策を実施している。商業施設の整備と合わせ、安全を第一とした人の動線確保や円滑な自動車交通の処理のため、自動車交通の動線分散、通学路への配慮などについて今後も引き続き事業者を指導していく。

最後に

国道309号はもともと交通量も多く、これまで市としてもボトルネック交差点の改良や都市計画道路大阪河内長野線の整備に取り組んでいるとのことではあるが、大型開発がきて更に渋滞が発生することも考えられる。現在の対策として、開発者による交差点改良などを行っているとのことであるが、今後は、八尾富田林線整備促進協議会にも参画し、美原区民にとって重要な都市計画道路と考えている八尾富田林線の整備についても、大阪河内長野線と併せてしっかり取り組むよう強く要望する。

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